2015年10月25日日曜日

最終学期の授業を選ぶ

全く実感が湧きませんが、いよいよ最終学期の授業を選択する時期がやって参りました。去年の今頃はまだ1年目の秋学期だったことを考えると、本当にあっという間にここまで来てしまいました。今回は最後の学期ということで非常に悩ましいです。10月後半から登録期間が始まったのですが、既に何度も内容を修正しております。

今回は最終学期の授業を選ぶ際の自分なりの基準を備忘録で残します。ちなみに僕は既に48単位を取っておりますが、当校では3単位を追加料金なしで取ることができますので、最終学期も15単位(1授業=3単位)を取る予定です。

MBA後のキャリアに関連のある分野

授業を選ぶ際の基準として、おそらく同級生が最も重視する点だと思います。当たり前の話ですが、そもそもほとんどの学生に取ってMBA=就職予備校という側面があるので、授業を通じて卒業のキャリアに備えようとします。僕の場合、過去Corporate FinanceValuationBrand Strategyなどの授業をこの基準で選びましたが、最終学期は大企業に戻ることを加味し、組織の政治面に特化した授業、変革する環境の中でのどのように組織をマネージメントするかについてフォーカスした授業を取るつもりです。特に政治についてはこれまで苦手意識があり、あまり関心もなかったのですが、MBAに来てからそんな姿勢ではダメだと思い直しております。

MBA期間中に興味の出た分野

MBA後のキャリアと直接関連するかはさておき、興味のある分野の授業を選ぶ同級生も多いと思います。MBAのプログラム、授業、多様なキャリアを歩んできた同級生に刺激されて、これまで興味なかった分野に興味が出るというよくあるパターンです。自分の場合はEntrepreneurshipStrategyがこれに該当しますが、最終学期もビジネスプランのデザインに特化した授業を一つ取り、ビジネスプランを作る練習を重ねたいと思います。

MBA期間中だからこそ手を出せる分野

厳密に言うとMBA期間中だからこそ学べるものは特にないかもしれませんが、今後のキャリアに直接的には関連しなそうな分野など、今だからこそ手を出しやすい分野はございます。例えば、せっかくニューヨークの学校に来ているので、エンターテインメント系やメディア系の授業も取る、というのも該当すると思います。僕の場合、MBA受験時に興味のあったSocial Impact系の授業については最終学期も何か一つ取りたいと考えております。ニューヨークの立地に関連し、学校として力の入れている分野の一つである都市問題系の授業は面白そうです。

・その他

当校では2年目にProfessional Responsibilityという1.5単位の倫理系の授業を必修で取らなければならないのでで、もう一つ1.5単位の授業をセットで取ることができます。この1.5単位を何に割り振るか悩んでおりますが、春休み期間中に開催されるDBiDoing Business in)プログラムに参加し、同級生とこれまで縁のなかった国を訪ね、ビジネスを学び、価値観を広げるのもいいかもしれません。ほとんどのMBA1年生はこの時期、クラブ主催のTrekJapan Trekなど)に参加するため、春学期のDBiMBA2年生が主に参加します。そのため同級生とキャッチアップする機会にもなります。

ちなみに当校ではオンラインで教授の評価をチェックすることができますが(CFE)、年によって評価が上下するという噂を聞いておりますので個人的にはあまり参考にしておりません。それよりも口コミやシラバスの内容をチェックします。ちなみに同級生の場合、看板教授の授業だから、皆が取っているからという理由で授業を選ぶケースもありますが、僕の場合は既に秋学期までに看板教授の授業をある程度取ってしまったので、今回は基準としてリストアップしませんでした。

写真はCentral Parkでランニングしたときのものです。NYでも紅葉が始まっており、今週末以降に見頃を迎えそうです。

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